メダカの水が緑色になる| グリーンウォーターの原因と透明にする方法

メダカを飼育していると、いつの間にか水が緑色になってしまうことがあります。

見た目が悪いうえに原因もわからないので、

  • 観察しにくい
  • 緑色に濁っているのが気になる
  • メダカの健康に影響しないか心配

など、困ったり、心配だったりしてしまうのも無理はありません。

そこで今回は、メダカの水が緑色になる原因と透明にする方法をご紹介します

メダカの水を透明にして観察しやすくできるだけでなく、グリーンウォーター(緑色の水)を成魚の体調維持や稚魚の生存率向上に役立てる方法がわかります。

高橋
メダカなどを20年以上飼育してきて、状況に応じてグリーンウォーターを透明にしたり、逆に飼育に活用したりしています。観察を重視したい方は透明な水、飼育に役立てたい場合はグリーンウォーターにするなど、自由に調整できる方法をご紹介するので、ご覧になってみてください。

メダカの水が緑色になる原因は「植物プランクトン」

メダカの水が緑色になるのは、大発生した植物プランクトンが原因です。

植物プランクトンは水さえあれば自然に発生するので、水をためたバケツを屋外に置いておくだけでグリーンウォーターになることも少なくありません。

植物プランクトンは、

  • 水中の栄養が多い:植物プランクトンの養分になる
  • バクテリアが少ない:栄養がたまりやすい
  • 日光がよく当たる:植物プランクトンが繁殖しやすい

といった条件が整うと大発生します。

グリーンウォーターのメリットとデメリット

メダカの稚魚

植物プランクトンが大発生して、緑色に色付いた水を「グリーンウォーター(青水)」と呼びますが、メダカにとって悪いものではありません

むしろ、植物プランクトンがメダカの餌になるので、常に栄養を供給することができます。丈夫な体作りや色揚げにも効果的です。

とくに、口が小さい稚魚にとっては、いつでも食べられる微細な植物プランクトンがいることで、餓死するリスクが下がり生存率が上がります

一方で、あまりに濃すぎると植物プランクトンが水中の酸素を多く消費して酸欠になってしまうことがあります。グリーンウォーターを飼育水にするなら、飼育容器の底が薄っすら見える程度の濃さが理想です。

また、水が緑色になるとメダカを観察しにくいので、観賞魚として飼育したい場合は向いていません。

グリーンウォーターにも良し悪しがある

グリーンウォーターの注意点としては、状態の良し悪しがあることです。

グリーンウォーターにも種類があって、クロレラなどの緑藻類が繁殖したものは良い状態です。

一方で、藍藻類(らんそうるい)が繁殖すると水面を覆ったり、毒素を出したりなどメダカに良くないため、改善する必要があります。

高橋
藍藻類が繁殖したグリーンウォーターは、嫌な臭いがするのが特徴です。

緑色になったメダカの水を透明にする方法

メダカの飼育にメリットがあるグリーンウォーターですが、泳いだり、餌を食べたりする姿を観察したい場合に「透明な水にしたい」という人も多いです。

ここでは、緑色になった水を透明にする、もしくは緑色にならないよう予防する方法をご紹介します

重要なのは、植物プラントンが繁殖しづらい環境を作ることで、

  • 水中の栄養を少なくする
  • 日光が当たる時間を調節する

この2つが大きなポイントです。

水換えの頻度を高くする

水換えをすることで、大発生した植物プランクトンと水中の栄養を除去します。

水を透明にするためとはいえ、一度にたくさんの水を換えると水質の急変によってメダカが体調不良になることもあるため、飼育容器の1/3程度の水量が目安です。

水換えしてもすぐに緑色になってしまう場合は、頻度を高めましょう。たとえば、3週間に1回なら2週間に1回にします。

一度グリーンウォーターになると水換えだけでは改善できないこともあるので、その場合は他の方法も併用すると効果的です。

≫メダカの水換えは1ヶ月に何回がベスト?理想の水換え方法と頻度・水量を解説!

水草を入れる

メダカと水草

水草を入れることで、植物プランクトンの養分になる水中の栄養を吸収してくれます

水草を飼育容器に入れるだけで、手軽に透明な水にできるおすすめの方法です。

水草は成長・繁殖するときに栄養を吸収するので、

  • ホテイアオイ
  • マツモ
  • アナカリス

といった繁殖力が高い水草がおすすめです。丈夫で育てやすいので、枯れてしまう心配も少ないです。

メダカにおすすめの水草は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫メダカ飼育におすすめの水草20選!屋外・室内の相性と植え方を解説

底砂を敷く

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底砂は水をきれいにしてくれるバクテリア(細菌)の住処になるので、敷くことでグリーンウォーターになるのを防げます。

高橋
底砂を敷かない飼育容器はバクテリアの量が少ないため、グリーンウォーターになりがちです。

定期的に掃除する手間はありますが、水質が安定しやすいメリットもあります。

屋外飼育では赤玉土、室内飼育では大磯砂がおすすめです。赤玉土は多孔質なので、バクテリアが定着する場所が多いのが特徴です。

メダカにおすすめの底砂は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫メダカ飼育におすすめの底砂と選び方 | 室内・屋外向きの種類や砂利とソイルの使い分け

≫熱帯魚・メダカ水槽に必要なバクテリアとは!硝化サイクルで水がろ過される仕組み

タニシを入れる

タニシには、水中の栄養や植物プランクトンを吸収して餌にする能力があります。

ろ過摂餌(せつじ)と呼ばれ、水を透明にする効果が高いです。タニシは飼育容器に生えるコケを掃除するために入れることが多い生き物ですが、グリーンウォーター対策にも活躍します。

丈夫な貝ですが水質が合わないこともあるので、2~3個入れて問題なければ追加する方が安全です。

≫メダカと一緒に飼える魚・エビ・貝15種類!混泳しやすい生き物の特徴

日光が当たる時間を減らす

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植物プランクトンは、陸上に生える植物や水草のように光合成して成長・繁殖するので、日光が当たる時間を減らす方法も効果的です。

とはいえ、日光が当たることでメダカが丈夫に育ったり、繁殖しやすくなったりするため、8時間(繁殖重視なら14時間)が日照時間の目安になります。

日光を遮りたい場合は、開閉しやすく通気性も確保できる「すだれ」が便利です。夏の日差し・高水温対策にもなります。

≫夏のメダカ飼育と高水温・暑さ対策5選!水温を効率よく下げる方法

餌の量と回数を見直す

餌の量が多いと、食べ残しやフンが増えて植物プランクトンの養分になってしまうため、1回に与える量と回数を見直しましょう。

1日2回、2~3分で食べ終わる量が目安です。ただ、餌やりの回数は水温によっても変わるので、食べ具合を確認しつつ調整することが重要です。

メダカの餌やりについては、こちらの記事をご覧ください。

≫メダカの餌やりは1日何回がベスト?理想の回数・量と餌の与え方を解説します

ろ過フィルターを使う

日光が入りにくい室内飼育で水が緑色になることは滅多にありませんが、ろ過フィルターがグリーンウォーター対策になります

ろ過フィルターはバクテリアの住処になるので、水中の栄養がたまりにくいです。屋外では電源が確保できないことが多いので、室内飼育向きの方法です。

まとめ:メダカの水が緑色になる| グリーンウォーターの原因と透明にする方法

メダカ

今回はメダカの水が緑色になる原因と透明にする方法をご紹介しました。

グリーンウォーターはメダカの餌になるメリットがありますが、観察しづらくなるのが問題です。

緑色になってしまった水を透明にしたい場合は、

  1. 水換えの頻度を高くする
  2. 水草を入れる
  3. 底砂を敷く
  4. タニシを入れる
  5. 日光が当たる時間を減らす
  6. 餌の量と回数を見直す
  7. ろ過フィルターを使う

この7つの方法を実践してみてください。効果が高い順にしています。

すべて行う必要はなく、1つ2つだけでも水の色が目に見えて変わってきます。

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