【選び方】メダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選！30・45・60cm水槽用ごとに解説

メダカ水槽を始めるときに悩みやすいのが「ろ過フィルター選び」です。

メーカーからたくさんのろ過フィルターが販売されているうえに、水槽の外にかけたり、中に入れたりなど、タイプが異なるものがあるため、

といった悩みを持つ人は少なくありません。

そこで今回は、選び方をふまえてメダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選をご紹介します。

最適なろ過フィルターがわかるだけでなく、選ぶときに失敗して無駄な出費をすることもなくなります。

種類	ロカボーイS	オートワンタッチフィルター AT-20	ロカボーイM	オートワンタッチフィルター AT-50	デュアルクリーンフリー 45-60cm水槽用	ロカボーイL	簡単ラクラクパワーフィルターL	スーパーターボ トリプルボックス 600
外見
大きさ	30cm水槽用	30cm水槽用	45cm水槽用	45cm水槽用	45cm水槽用	60cm水槽用	60cm水槽用	60cm水槽用
特徴	投げ込み式	外掛け式	投げ込み式	外掛け式	上部式	投げ込み式	外掛け式	上部式
詳細	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!

メダカ水槽にろ過フィルターは必要？メリット・デメリットとは

メダカは水質の変化や酸欠に強い丈夫な魚なので、ろ過フィルターがなくても飼育できます。

2Lのペットボトルでも飼育できるほどです。

とはいえ、ろ過フィルターを使うことで健康な状態を維持しやすくなったり、水換えの頻度が下がったりなど、メリットは少なくないので設置する価値は十分にあります。

ここでは、メダカ水槽にろ過フィルターを設置する必要性とメリット・デメリットを解説します。

メダカ水槽にろ過フィルターを設置するメリット

メダカ水槽にろ過フィルターを設置するメリットは次の5つです。

ろ過フィルターを使うことで、水がろ過されるうえに水流ができるので水質が悪化しづらくなります。

メダカ水槽のトラブルを減らし、飼育できるメダカの数が増えることも考えると、ろ過フィルターのメリットは大きいといえます。

メダカ水槽にろ過フィルターを設置するデリット

メダカ水槽にろ過フィルターを設置する際に気になるポイントが次の2つです。

必要ではないものに費用をかけたくないのも無理はありません。

とはいえ、安いものであれば1000円かかりませんし、水換えやコケ掃除の頻度が下がることを考えるとメリットのほうが目立ちます。

また、ろ過フィルターの種類のよっては目立つものもあります。

完全に見えなくすることは難しいですが、

といった選び方も可能です。

ろ過フィルターの選び方は、後ほどご紹介します。

メダカ水槽に合ったろ過フィルターの選び方

メダカ水槽に合ったろ過フィルターを選ぶポイントは次の2つです。

選び方と種類ごとの特徴を具体的に解説していくので、メダカ水槽のろ過フィルター選びでお悩みの方はご覧になってみてください。

メダカ水槽で使用頻度が高い30・45・60cm水槽を例に挙げてご紹介します。

水槽の大きさに合わせて選ぶ

メダカ水槽のろ過フィルター選びで一番重要なのは「水槽の大きさに合わせる」ことです。

水槽が大きくなるほど水量が増えるので、ろ過するために強力なろ過フィルターが必要になります。

メダカ飼育におすすめの水槽は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫【選び方】メダカにおすすめの水槽&水槽セット12選！ 30・45・60cmごとに解説

30cm水槽：投げ込み式・外掛け式フィルター

30cm水槽などの小型水槽の場合は、投げ込み式や外掛け式フィルターがおすすめです。

30cm水槽の水量は12L程度なので、強力なろ過フィルターは必要ないうえに、小型水槽用の上部式フィルターはほぼありません。

投げ込み式と外掛け式フィルターの使い分けは、後ほどご紹介します。

45cm水槽：飼育したいメダカの数に合わせる

45cm水槽の場合は、飼育したいメダカの数に合わせてろ過フィルターを選ぶのがおすすめです。

飼育するメダカの数が多いほど水が汚れやすいためです。

メダカの数が少ない場合は、投げ込み式や外掛け式、多いようであれば上部式フィルターが向いています。

飼育数はあくまで目安なので、控えめのほうが水が汚れづらく管理しやすいです。

60cm水槽：上部式フィルターがおすすめ

メダカ水槽としては比較的大きな60cm水槽（水量約64L）では、ろ過能力の高い上部式フィルターがおすすめです。

とはいえ、見た目が気にならなかったり、飼育するメダカの数が少なかったりする場合は、投げ込み式や外掛け式フィルターでも問題ありません。

ろ過フィルターの種類で選ぶ

水槽の大きさによっておすすめのろ過フィルターがほぼ決まりますが、まだ複数の選択肢があります。

その場合は、ろ過フィルターの種類で選びましょう。

メダカ水槽に使う主なろ過フィルターの種類は次の3つです。

見た目やろ過能力など、それぞれ特徴が異なるので、思い浮かべた理想に近いろ過フィルターを選ぶことが失敗しないポイントです。

投げ込み式フィルター

投げ込み式フィルターは、水槽の中に設置するろ過フィルターです。

水槽に入れるだけなので設置が簡単なうえに、外側のカバーを外すだけで手軽に掃除できます。

ただ、水槽内で目立ち、ろ過能力が低い点には注意しましょう。

投げ込み式フィルターは、

といった場合におすすめです。

投げ込み式フィルターを設置する場合には、エアーポンプとソフトチューブが別途に必要です。

外掛け式フィルター

外掛け式フィルターは、水槽の背面に掛けて使うろ過フィルターです。

設置が簡単で水槽内を圧迫することもありませんし、ろ過能力もあるバランスの良い種類です。

掃除はろ材を出して洗ったり、交換したりするだけなので手間がかかりません。

ただ、水槽の背面に少しスペースが必要で、ろ過能力も上部式フィルターには劣ります。

といった方におすすめです。

上部式フィルター

上部式フィルターは、名前のとおり水槽の上部に設置するろ過フィルターです。

ろ材が多く入るので、ろ過能力が高いのが特徴です。

ただ、組み立てが必要なので、投げ込み式や外掛け式フィルターより設置に手間がかかります。

とはいえ、難しいものではないため5～10分ほどで設置できます。

といった場合におすすめです。

強い水流が得意ではないメダカに上部式フィルターの水流が気になる場合がありますが、

といった方法で水流を加減できます。

≫メダカ飼育におすすめの水草20選！屋外・室内の相性と植え方を解説

外部式フィルターとオーバーフロー式は上級者向き

ここでご紹介したろ過フィルターの他にも、外部式フィルターやオーバーフロー式といったろ過方法があります。

ろ過能力がとても高い反面、

など、上級者向きです。

メダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選

ここからは、メダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選をご紹介します。

30・45・60cm水槽ごとに解説するので、目的の水槽サイズに合ったろ過フィルターに目を通してみてください。

30cm水槽用ろ過フィルター2選

30cm水槽用のろ過フィルターとして、投げ込み式と外掛け式フィルターをご紹介します。

上部式フィルターのように使える水槽の大きさが決まっているわけではないので、30cm以下の小型水槽に設置することもできます。

投げ込み式：ジェックス ロカボーイS

メダカはもちろん、金魚水槽用のろ過フィルターとしても有名です。

23L以下の水量に対応しているため、約12Lの30cm水槽なら十分なろ過能力です。形が四角形で、水槽の隅にぴったり収まります。

価格も安く水槽に入れるだけなので、ろ過フィルターを手軽に設置したい場合に最適です。

投げ込み式フィルターは、ソフトチューブを使ってエアーポンプとつないで使用する必要があります。

外掛け式：テトラ オートワンタッチフィルター AT-20

外掛け式フィルターの定番製品です。

つまみをひねるだけで流量を調節できるため、水流が得意ではないメダカにおすすめです。

ろ材は抜いて洗ったり、交換したりするだけなので、メンテナンスに手間もかかりません。

水槽内にろ過フィルターを置きたくなかったり、少し多めにメダカを飼いたかったりする場合に向いています。

45cm水槽用ろ過フィルター3選

45cm水槽におすすめのろ過フィルターとして、投げ込み式・外掛け式・上部式フィルターの3種類をご紹介します。

投げ込み式：ジェックス ロカボーイM

30cm水槽用でご紹介したロカボーイSのワンサイズ大きいタイプです。

基本性能は同じですが水量24～57Lまで対応しているので、約32Lの45cm水槽でも心配ありません。

外掛け式：テトラ オートワンタッチフィルター AT-50

30cm水槽用でご紹介したAT-20より2段階パワーのあるろ過フィルターです。

流量が多い以外の操作性・メンテナンス性の高さは変わっていません。40～51cm程度の水槽に対応しています。

上部式：ジェックス デュアルクリーンフリー 45-60cm水槽用

45cm水槽用の上部式フィルターですが、下部のフレームを伸ばすだけで60cm水槽にも設置できます。

ろ過フィルターとしての性能は申し分ないので、

といった場合におすすめです。

ただ、ろ過槽の大きさは45cm水槽用なので、60cm水槽に決めている場合は60cm水槽用のろ過フィルターのほうがろ過能力が高いです。

60cm水槽用ろ過フィルター3選

60cm水槽は約64Lと水量が多いので、ろ過能力の高い投げ込み式・外掛け式・上部式フィルターをご紹介します。

投げ込み式：ジェックス ロカボーイL

ロカボーイの一番大きいサイズで、88L以下の水槽に対応しています。

ろ過能力が高いものの12cmとやや目立つため、気になる場合は外掛け、上部式フィルターがおすすめです。

もしくは、ロカボーイのMサイズでも水量的には問題ありません。

ソフトチューブは共通ですが、エアーポンプは60cm水槽用が必要です。

外掛け式：ジェックス 簡単ラクラクパワーフィルターL

外掛け式フィルターとしてはろ過槽が大きく、ろ過能力が高いのが特徴です。

流れ出る水流の向きを調節できるので、水流が苦手なメダカとも相性が良いです。

水槽内や水槽上部を圧迫したくなかったり、投げ込み式ろ過フィルターよりろ過能力がほしかったりする場合におすすめします。

上部式：コトブキ工芸 スーパーターボ トリプルボックス 600

60cm水槽用のろ過フィルターの定番製品で、ろ過槽が広く、たくさんのろ材が入ります。

ろ過能力が高いので、

といった方におすすめのろ過フィルターです。

ろ過フィルターの能力は水換えでカバーできる

きれいな水質はろ過フィルターだけでなく、水換えで管理することもできます。

水槽だけ買い替えたり、メダカの数を増やしたりするときにろ過能力が心配な場合は、水換えの頻度を高めて補いましょう。

また、ろ過能力が高いとはいえ、水換えの頻度が低いと水質が悪化しやすいので、2週間～1ヶ月に1回の水換えをおすすめします。

メダカ水槽の水換えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫メダカの水換えは1ヶ月に何回がベスト？理想の水換え方法と頻度・水量を解説！

まとめ：【選び方】メダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選！30・45・60cm水槽用ごとに解説

選び方をふまえてメダカ水槽におすすめのろ過フィルター8選をご紹介しました。

ろ過フィルターは水槽の大きさによって適切なものが異なります。水槽が大きいほど水量が増えるので、ろ過能力が高いものを選ぶようにしましょう。

そのうえで、

など、目的に応じて種類を選ぶと失敗せずに済みます。

ろ過フィルターはきれいな水質を維持する心臓部とも呼べる重要な飼育機材なので、メダカの飼育環境に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

種類	ロカボーイS	オートワンタッチフィルター AT-20	ロカボーイM	オートワンタッチフィルター AT-50	デュアルクリーンフリー 45-60cm水槽用	ロカボーイL	簡単ラクラクパワーフィルターL	スーパーターボ トリプルボックス 600
外見
大きさ	30cm水槽用	30cm水槽用	45cm水槽用	45cm水槽用	45cm水槽用	60cm水槽用	60cm水槽用	60cm水槽用
特徴	投げ込み式	外掛け式	投げ込み式	外掛け式	上部式	投げ込み式	外掛け式	上部式
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