メダカの飼育を始めようとして、最初に直面する問題が「入手方法」や「購入場所」です。
「メダカを入手する方法がわからない」
「目的のメダカが見つからない」
といった悩みを抱える人は少なくありません。
また実店舗だけでなくネットで購入することもできるので、どの方法が1番良いのか判断が難しいですよね。
そこで今回は、メダカを入手するおすすめの方法・購入場所を7つご紹介します。
目次
メダカのおすすめ入手方法・購入場所7つ!
メダカを入手・購入する方法は次の7つです。
- アクアショップ
- メダカ専門店
- ホームセンター
- 通販
- ネットオークション
- メダカをゆずってもらう
- 自分で捕まえる
クリック1つでメダカが手に入る方法から、自分の手で捕まえる方法までさまざまです。
入手できるメダカの種類も違いますし、人によっては難しいものもあります。
特徴とメリット・デメリットを解説するので、目的のメダカを入手するために最適な方法を選んでみてください。
アクアショップ
「アクアショップ」は、観賞魚をメインに取り扱っているお店です。
熱帯魚ショップと呼ぶ人もいますね。大型ペットショップの一角に観賞魚コーナーがある場合もあります。
アクアショップは実際に足を運んで購入する方法です。
メリットとデメリットは次の通り。
- メダカの種類が豊富(店舗によって大きく異なる)
- メダカの品質が高い
- 一般的な価格
- メダカと一緒に飼育器具をそろえられる
- 自分の目でメダカを選べて飼育環境も確認できる
- 近くに店舗がないことがある
- 珍しい高価な品種はおいていない
アクアショップは、魚をメインに取り扱っているだけにメダカの種類が豊富です。
ただ、メダカに力を入れているか、そうでないかで大きく変わってきます。
注意点としては、実店舗ということもあり近くにお店がない場合もあります。
また、万人受けするリーズナブルな種類をおいていることが多いので、よっぽどメダカに力を入れてない限りマニアックな種類を見つけることは難しいでしょう。
メダカ専門店
メダカのみを扱っている「メダカ専門店」で入手する方法です。
養殖場があって、たくさんの飼育容器でメダカの飼育・販売をしています。
- 高品質
- 珍しい種類がいる
- 自分の目でメダカを選べて飼育環境も確認できる
- 店舗が近くにないことが多い
- 値段が高い
- 種類がかたよっていることも少なくない
メダカ専門ということもあって、1匹1匹の品質がとても高いです。
お店自慢の珍しい種類を扱っていることも多いので、こだわりのメダカを探している人向けの入手方法といえます。
また、品質が高いものは値段も張ります。1匹数万~十数万円という種類もいて、安いものでも数百円。
安さを重視したい人向けではないです。
お店によって力を入れている種類があって、三色メダカならここ、ラメならあそこ、といったように種類がかたよっていることも少なくありません。
ホームセンター
ホームセンターの一角に観賞魚やペットを販売していることがあります。
熱帯魚や金魚がいれば、メダカをおいていることも少なくありませんよ。
- 店舗が多く入手しやすい
- 基本的な飼育器具を一緒にそろえられる
- 種類が少ない
- 品質は低い
ホームセンターは店舗数が多いので、入手しやすい方法です。
ただ、メダカの種類が少ないうえに、飼育技術を持っていない人が世話をしていることもあるので、品質が高いとはいえません。
クロメダカやヒメダカ、白メダカ、といった一般的な種類を探していて、すぐに飼い始めたい場合におすすめの入手方法です。
通販
メダカは「通販」で入手することもできます。
有名どころは「Amazon」や「楽天」(下記のリンクがそうです)。
他には、生体・ペット用品を専門で扱っている「charm(チャーム)」を利用する人も多いですね。
- 足を運ばなくても入手できる
- 種類が非常に豊富
- 飼育器具を合わせてそろえることが可能
- 品質にムラがある
- 自分の目で選べない
- 送料がかかる
- 死着のリスク
1番のメリットは家にいながらメダカを入手できることです。
特に、近くに実店舗がない場合にはとても重宝する方法といえます。ネットということもって、種類が非常に豊富なことも嬉しいですね。
一方で、実際に自分の目で見て確認できないので、届くまで品質がわかりません。
家に来てから納得できない、ということも……
また到着するまで日にちがかかるため、死着の可能性もあります。
余談ですが、オークションでは高価なメダカの卵を安価(500~1000円程度)で入手できます。これに関してはギャンブルなので、初心者の方にはおすすめしません。
通販でメダカや飼育用品を入手する際の注意点と安く買う方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ネットオークション
「ネットオークション」でメダカを入手・購入する場合もあります。
一般的なのは「ヤフオク」です。
メダカ専門店から個人まで幅広く出品していて、入手方法としては珍しいものではありません。利用している人もたくさんいます。
- 足を運ばなくても入手できる
- 種類が非常に豊富
- 安価で手に入ることがある
- 品質に大きなムラがある
- 自分の目で選べない
- 送料がかかる
- 死着のリスク(販売者とのトラブル)
足を運ぶ必要がないのはもちろん、種類が非常に豊富なことも大きなメリットです。
メダカ専門店が出品していることも多く、高品質な珍しいメダカもたくさん目にします。
デメリットは、メダカの品質が出品者に大きく左右されることです。
出品者の飼育技術がわからないため、届いたものがやせていたり、体色がくすんでいたりすることも珍しくありません。
写真から判断することになりますが、その写真が鮮やかな体色に加工されていることもあります。
オークションでメダカを入手する場合は、出品者の評価を参考にすることが大切です。
それでもギャンブル要素があることに変わりはないので、一度購入してみて、納得できる出品者から継続的に入手することをおすすめします。
メダカをゆずってもらう
メダカを繁殖している人がいれば、ゆずってもらえることがあります。
趣味で繁殖させている場合は、殖えすぎたメダカを引き取ってほしいと思っている人もときにいます。
- 殖えすぎたメダカを安価、もしくは無料でゆずってもらえることがある
- 信頼関係がないと不可能
- 情報がない
- 種類がとても少ない
人にもよりますが、無料でいただけたり、安価だったりと、値段は安いことが多いです。
しかし、信頼関係ができていないと不可能なので知人に限られます。
また、個人の趣味で飼育している場合は情報を公開していることは稀で、知人であっても知らないことも珍しくありません。
種類も少ないので、ほしいメダカがいないこともあります。正直なところ、他の方法と比べるとかなりハードルが高いです。
自分でメダカを捕まえる
メダカは日本にも生息しているので、自分の手で捕まえることもできます。
足を運べる範囲で、河川や池、水路などの水辺があれば網で採集するのも1つの手です。
メリット・デメリットは次の通り。
- 無料で入手できる(網は必要)
- 自分で捕まえると特に愛着がわく
- 捕まえること自体が楽しい
- 種類はクロメダカのみ
- 時間と労力がかかる
網さえあれば入手できるので、メダカは無料で手に入ります。
自分で捕まえると、より愛着がわきますよ
1番気になるのは種類が「クロメダカ」のみ、ということでしょう。見た目が華やかな品種改良メダカを探している場合には不向きな入手方法です。
落ち着いた見た目が睡蓮鉢での飼育に合うため、好んで飼育する人も少なくありません。
自分の手でクロメダカを捕まえて飼育したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
メダカのおすすめ入手方法7つ!ショップや通販の特徴を解説
今回はメダカの入手方法・購入場所を7つご紹介しました。
- アクアショップ
- メダカ専門店
- ホームセンター
- 通販
- ネットオークション
- メダカをゆずってもらう
- 自分で捕まえる
どれもメリット・デメリットがあるので、よく理解して利用することが大切です。
おすすめの順序は、次のとおりです。
- 目的のメダカを決める
- 最適な入手方法を選択する
「珍しい種類なら専門店やオークションかな」といったように、目的のメダカが決まれば選択肢がしぼられるので、1番効率的な方法を選んでみてください。