金魚の餌やりは1日何回がベスト?餌の頻度・量と与える時間帯について【季節で変わる】

金魚は飼いやすく1番身近ということもあって、ペットショップで購入したり、金魚すくいで連れ帰ったりなど、飼育する機会が多い魚です。

飼うのが簡単とはいえ、魚の飼育が初めての方は、

  • 餌の説明書に1日数回って書いてあるけど……何回?
  • これって餌のやり過ぎ?量がわかりません!
  • 金魚の動きが鈍いけど同じ頻度であげていいの?

といった餌やりの問題に直面します。

そこで、今回は餌の頻度と量、与える時間帯をふまえて、金魚の餌やりは1日に何回がベストなのか解説します

早速ですが、結論は1日2回です。ただし、季節や金魚の体長によって変わるので、状況に合った給餌方法をご紹介します。

食事は健康の基本です。最適な餌やりは、金魚の健康を維持しやすくなるだけでなく、無駄な餌が減って水が汚れにくいメリットもあります。結果的に、水換えの頻度を下げることにつながります。

Kazuho
6歳ごろから金魚を飼い始め、今ではメダカ、熱帯魚など、さまざまな魚種を飼育しています。魚類専門の環境調査をしているので、魚の生態に合った飼育方法を解説します。

金魚の餌やりは12回がベストです

金魚の餌やりは「1日2回」がベストな回数です。

「意外と少ない」そう思うかもしれませんが、金魚に与える餌(人工飼料)は栄養価が高いため、健康を維持するには十分です。

Kazuho
沈んだ餌や水槽内のコケを食べることも考えて2回に設定しています。

たくさん餌をやっても食べ残しが増えて水が汚れてしまいます。水質の悪化は金魚の体調をくずす原因になるので、控えましょう。

餌やりの時間帯は午前と午後に1回ずつ

餌やりの頻度の次は時間帯ですが、午前と午後に1回ずつがおすすめです

具体的な時間帯は8~16時

夜明け直後は、金魚が目覚めて間もないので活性が高くありません。本格的に動き出す8時(日の出が早い夏なら7時)以降に1回目を与えます。夕方は餌を食べて間もなく金魚が寝てしまうので、消化不良につながることがあります。16時(夏なら18時)に2回目を与えましょう

とはいえ、多少時間が前後しても金魚の体調に影響が出ることはないので、安心してください。

餌の量は2~3分で食べ切る量

1回に与える餌の量は「2~3分で食べ切る量」が目安です。

Kazuho
最初のうちは加減が難しいので、時間をみながら少しずつ調整していきましょう。

とくにおすすめの給餌方法は、1分間で食べ切る量を2~3回与える方法です。

細かく区切ることで、金魚が食べ残したり、餌が沈んでしまったりすることがなくなります。フレーク状の餌は後半には沈むものもでてくるので、この方法がおすすめです。

金魚の餌やりは季節・水温と体長で変わる

水温

金魚の餌やりは12回がベストですが、季節や水温、金魚の大きさで変わります

Kazuho
水温が下がれば餌を食べなくなりますし、餓死しやすい稚魚には、1日に4~5回餌やりをすることもあります。

ここでは、金魚の餌やりの頻度が変わる状況をご紹介します。

水温が低い春と秋は11

水温が低い春と秋は、1日に1回餌を与えましょう。

月でいうと、3~4月半ばと11~12月前半です。

金魚は水温が下がると活性が落ちて、食べる餌の量も減ります。食べないのに餌の量が変わらないと食べ残しが増えてしまいます。

とはいえ、地域や年によって気温は大きく変わります。具体的には金魚の活性が落ち始める水温が15℃前後になるタイミングで餌の頻度を1日1回にしましょう

時間帯は、水温が上昇しやすい12~3時ごろがおすすめです。

Kazuho
水温は餌やりの目安になるだけでなく、体調管理にも役立つので水温計を用意しておくことが大切です。
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冬眠する冬は餌をやらない

水温がさらに下がる冬(12~3月)は、餌をやらないようにしましょう。

金魚は冬になると冬眠に入るので、餌を食べないどころか泳がず底でじっとするようになります。水温でいうと、10℃を下回る時期です。

餌は食べませんが、動かずエネルギーを消費することもないため心配はありません。

一時的に水温が上昇して金魚が泳ぎ出しても、餌やりは控えた方がよいです。消化能力も下がっていますし、食べた直後に水温が下がれば消化不良につながってしまいます。

水槽用ヒーターで加温している場合は、通常通り12回で問題ありません。

金魚の体調が悪いときは餌やりを控える

金魚の体調が悪い場合は、餌やりを控えましょう

泳ぎ方に元気がなく食欲もなければ餌をやっても食べ残しになってしまいます。餌やりの前に、

  • 水質が悪い
  • 水温が低い
  • 病気の初期症状

など、原因を特定して改善してから餌を与えるようにしましょう

治った場合でも本調子になるまでは、11回、様子を見ながら少しずつ餌の量を戻していきます。

塩水浴や薬浴中は基本的に餌をやらない

金魚の体調が悪い場合に塩水浴や薬浴をすることがありますが、この期間は基本的に餌やりを控えます。

塩水浴も薬浴も別の飼育容器に隔離して行うため、水をきれいにしてくれるバクテリアがおらず水が汚れやすいです。餌を与えると、かえって水質悪化につながり悪影響になることがあります。

体調不良で食べないことも多いので、改善するまで餌やりは控えましょう。

餓死してしまわないか心配かもしれませんが、2~3週間は餌を食べなくても問題ありません

≫熱帯魚・メダカ水槽に必要なバクテリアとは!硝化サイクルで水がろ過される仕組み

餓死しやすい稚魚の餌やりは14~5回が目安

金魚の稚魚には1日4~5回餌を与えます

稚魚は餓死しやすいので、頻繁に給餌する必要があります。保存・管理しやすく、栄養バランスもよい稚魚用の人工飼料を中心に、

  • ミジンコ
  • ブラインシュリンプ

といった生き餌を与えましょう。また、植物プランクトンが繁殖したグリーンウォーターは、稚魚にとって優れた餌になるのでおすすめです。

生き餌やグリーンウォーターについては、こちらのメダカの記事で解説しています。

≫メダカ稚魚の飼育完全ガイド!最適な餌・水換え・飼育容器と生存率を上げる方法

まとめ:金魚の餌やりは1日何回がベスト?餌の頻度・量と与える時間帯について【季節で変わる】

金魚

金魚の理想的な餌やりについて解説しました。

金魚の餌やり:まとめ
  • 餌やりは12回がベスト
  • 時間帯は午前と午後に1回ずつ
  • 量は2~3分で食べ切る量
  • 水温が低い春と秋は11
  • 冬眠する冬は餌をやらない

金魚の餌やりは1日に2回がベストで、時間帯は午前と午後に1回ずつがおすすめの方法です。

餌の量は2~3分で食べ切る量を目安にしましょう。また、水温が下がると金魚の活性も下がって餌を食べなくなるので、餌やりの頻度を変えることが重要です。

Kazuho
餌やりが上手くなると、食べ方1つで体調の変化がわかるようになります。

「餌による栄養と食べ方の観察」

2つの意味で健康管理ができるようになるので、ぜひ、ここでご紹介したことを参考にしてみてください。

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