秋の金魚飼育のコツを9・10・11月ごとに解説!餌やりと水換え頻度は水温で変える

秋は気温とともに水温が下がる季節なので、金魚の活性も変わってきます。

夏の水温が高い時期とは世話の仕方が変わりますし、冬も近いため、

  • 水温が下がってきたけど餌やりや水換えの頻度は変えた方がいい?
  • 冬が来る前に準備しておくものはある?
  • 冬越しはいつから始めたらいい?

など、金魚の飼育を始めて最初の秋を迎える方が悩んでしまうポイントは少なくありません。

そこで今回は、秋の金魚飼育のコツを9・10・11月ごとに解説します

「水温の低下とともに変化する金魚の状態に合わせた世話」をすることで、

  • 体調をくずしづらくなる
  • 冬越しで失敗するリスクが減る

といったメリットがあるので、ぜひ、ご覧ください。

高橋
金魚をはじめ、メダカや熱帯魚などを20年以上飼育しています。金魚は室内・屋外飼育ともに通年飼育しているので、実体験をもとに秋の金魚飼育について解説します。

秋の金魚飼育のコツを9・10・11月ごとに解説!

秋といっても、月によって気温が大きく異なるため、9・10・11月ごとに金魚飼育のコツを解説していきます。

それぞれの月で解説する理由

金魚は水温によって活性が変わる変温動物なので、水温が高ければよく餌を食べたり、泳いだりします。一方で、低水温では動きが鈍り最終的には「冬眠」に入って餌も食べず、底の方でジッとして動くこともありません。秋は、水温の低下にともなって金魚の活性が高い状態から下がっていく季節なので、金魚の状態を見て餌やりや水換えの頻度を調節することが重要です。

室内・屋外飼育、両方のパターンをご紹介するので、飼育スタイルに合わせて目を通してみてください。

※水温をもとに世話の仕方が変わるため「水温計」が必要です。

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9月:まだ水温が高い!餌やりの頻度は夏と同じ

9月は秋とはいえ、夏の暑さが残り気温が30℃を超える日もあります。

金魚は水温が15℃付近になると活性が下がっていきますが、9月ではそこまで低下することはないため、夏の飼育方法と同じです。

具体的な餌やりと水換えの頻度の目安は次のとおりです。

  • 餌やり:1日2回、2~3分で食べ終わる量
  • 水換え:2週間~1ヶ月に1回

ただ、気温が大きく下がらないだけに高水温には注意しましょう。

高橋
水温が35℃付近になると金魚が消耗してしまうため、30℃を超えたあたりで対策する方が安全です。

室内飼育では水槽用冷却ファン、屋外飼育ではすだれやフタを使って水温が上がり過ぎないようにしましょう。

夏の金魚飼育・高水温対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫【夏の金魚飼育】金魚水槽の暑さ対策12選!高水温や酸欠で弱らせない方法

秋は台風・大雨に注意!

9~10月にかけて台風が多発する時期なので、屋外で金魚を飼育している場合は対策する方が安全です。

強風で物が飛ぶと飼育容器の破損につながりますし、大雨では水質が急変して金魚が体調をくずしてしまう可能性があります。

台風・大雨の対策としては、飼育容器に「シートやフタを被せて重しを置く」方法が効果的です。大型台風の場合は、飼育容器を屋内に移動することも検討しましょう。

屋外飼育の台風・大雨の対策については、こちらのメダカの記事で詳しく解説しています。

≫【梅雨】メダカの飼育容器に雨を入れない!雨水の影響とあふれさせない対策

10月:水温が安定する金魚が過ごしやすい時期

10月になると夏の暑さが落ち着き、水温も20℃台になる日が多くなります。

金魚には「暑すぎず寒すぎない、ちょうど良い水温」の日がつづくので、活性も高いです。

金魚の状態が変わるほど水温が下がらないため、1日2回の餌やり、2週間~1ヶ月に1回の水換えから変える必要はありません。

10月は冬越しの準備期間

金魚飼育では、10月中に冬越しの準備を始めることをおすすめします。

高橋
11月でも問題ありませんが、年によっては急に冷え込み準備が間に合わない場合があります。

室内飼育で冬でも元気に泳ぐ金魚を観察したい場合は、「水槽用ヒーター」を用意しましょう。水温の低下に合わせて、餌の頻度などを調節しつつ自然に飼育するのであれば必要ありません。

屋外飼育の場合は、冬の寒さが厳しいため、

  • 水面からの冷気を防ぐフタやシートを用意する
  • 飼育容器を断熱性の高い発泡スチロールに変える
  • 餌をしっかり与えて冬越しできる体力を付けさせる
  • 飼育水をグリーンウォーターにして栄養を摂取しやすくする

など、低水温や餌を食べない状態でも金魚が生きられるよう準備を整えておきましょう

冬の金魚飼育と低水温対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫冬の金魚飼育と冬越し方法!冬眠中に世話をすると逆効果って本当?

11月:水温の低下に合わせて餌やりの頻度を調節

11月になると本格的に水温が下がり始め、金魚の活性も落ちていきます

水温が15℃付近になると餌食いが悪くなるので、1日2回から1回に変更します。時間帯は、水温が上がりやすい12~15時あたりがおすすめです。

餌やりの回数が減って水がよごれづらくなるので、水換えの頻度を下げても問題ありません。たとえば、「2週間に1回から1ヶ月に1回に変える」といった具合です。

また、冬越しの用意をしている場合は、水槽用ヒーターを入れて動作確認したり、発泡スチロール製の飼育容器に変えたりなどして、本格的に冬の金魚飼育に入れる環境を整えましょう

高橋
水温が下がりきって冬眠状態に入ってから環境を大きく変えると、金魚に負担をかけてしまうので、「冬越し準備は早め」がおすすめです。

まとめ:秋の金魚飼育のコツを9・10・11月ごとに解説!餌やりと水換え頻度は水温で変える

今回は、秋の金魚飼育のコツを9・10・11月ごとに解説しました。

秋は水温の低下とともに金魚の状態も変わるので、

  • 9月:餌やりは1日2回、まだ高水温に注意
  • 10月:餌やりは1日2回、冬越しの用意をする
  • 11月:水温15℃で餌やりを1日1回、冬越しできる環境を整える

といったように、金魚の活性に合わせて餌やりや水換えの頻度を調節しましょう。

また、室内飼育で冬でも元気に泳ぐ姿を観察したい場合は水槽用ヒーターを入手したり、屋外飼育であればフタ・シート、発泡スチロール製の飼育容器を用意したりなど、冬越しの準備を進めることも重要です。

秋は季節の変わり目なので、人と同じように体調が安定しないことも珍しくありません。水温と金魚の状態を確認して、より過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

秋を上手く過ごせれば、それだけ厳しい冬を乗り越えられる確率が上がります。

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