グレのフカセ釣りは撒き餌で差がつく!作り方と配合を大会経験者が解説

グレのフカセ釣りは撒き餌や付け餌が釣果を左右する重要なアイテムになります。

とはいえ、釣具店に行けば数十種類の配合エサ(集魚剤)やさまざまなグレ用付け餌が並んでいて、

  • どの配合餌がいいの?
  • 撒き餌の種類や配合で釣果は変わる?
  • 撒き餌の量はどのぐらい?
  • 付け餌はどれがいいの?

といった疑問を持つ人は少なくありません。

そこで、今回はフカセ釣り歴13年の私がこれまでたくさんの撒き餌を使ってきた経験を踏まえて、海の状況に合わせた撒き餌の作り方と配合、グレ釣りに効果的な付け餌の選び方を詳しく解説いたします。

田口@全力作業
一筋縄では行かないグレ釣りですが、内容を参考にしていただければ必ずグレとの距離が縮まります。

グレのフカセ釣りは撒き餌の効果が大きい!

撒き餌には魚を寄せる、魚を誘導するといった役割があります。

撒き餌を撒けばグレだけでなくエサ取りも寄ってくるため、フカセ釣りではエサ取りとグレを分離するマキエワークがカギとなります。

また、グレの活性が低いときは根にジッとしていることが多く、撒き餌の集魚効果はグレにスイッチを入れるためには欠かせません。

グレのフカセ釣りや撒き餌の撒き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫グレのフカセ釣りを完全解説!釣り方や場所の選び方・季節を大会経験者がお伝えします

撒き餌の種類と選び方

撒き餌は、生のオキアミと配合エサ(集魚剤)を混ぜるのが基本です

複数ある配合エサの中から選ぶために重視するポイントは次の3つです。

  • 遠投性
  • 拡散性
  • 集魚力

この3つがそろった配合エサは、ベースのエサとして使います。

田口@全力作業
状況に応じて遠投性重視の配合エサや、麦やペレットといったグレの好物が多く入っている配合エサを入れることもあります。

また、アミやボイルオキアミを一緒に混ぜる場合もあるので、どのような状況で効果的なのかこれから簡単に解説します。

撒き餌以外にもグレのフカセ釣りに必要な道具を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

≫【これだけ!】グレのフカセ釣りに必要な13個の道具!選び方と仕掛けの作り方を解説!

おすすめの撒き餌

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遠投性、拡散性、集魚力のフカセ釣りに欠かせない3つのバランスがとれた配合エサです。

グレ釣り師だけではなくチヌ釣り師もベースのエサとして使うほど人気があり、撒き餌に求められる全ての性能を備えています。赤色でオキアミとの同調も抜群です。

【マルキュー】グレパワーV11
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グレパワーV11といえばM.S.P(マルキュー.シンクロ.ペレット)の配合です。

赤色の大きなペレットが入っており、オキアミと同調しながらゆっくりと沈むためアピール力があります。

深ダナのグレに上を向かせ、浅ダナにいるものを浮き上がらせる力があります。

グレの活性を上げ、時合いを長続きさせる効果がありおすすめです。

田口@全力作業
視認性も良く先打ち撒き餌をしたポイントがわかるので仕掛け投入の目印にもなります。

ベースのエサとしても使えますし、他の配合エサと混ぜても相性抜群です。

【ヒロキュー】アドバンスグレ
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具材が多く入っており遠投性も兼ね備えているので、ベースのエサに追加で入れる配合エサとしておすすめです。

「もう少し遠投性が欲しい」

という場合に追加でアドバンスグレを入れることで遠投性が大幅にアップします。ニンニクの匂い効果もあり集魚力も十分です。

【アミ】

赤アミとも呼ばれるアミ集魚効果抜群です。

アジや小サバなどの足が速く厄介なエサ取りがいる場合に効果を発揮します。ゆっくりひらひらと沈むため、エサ取りが浮きやすく付け餌が通りやすくなります。

【ボイルオキアミ】

沈下速度が遅く大きくて目立つため、深場に潜むグレをグイグイ浮かせる効果があります。

田口@全力作業
深場から浮いてきたグレが水面下で乱舞することもあります

とはいえ、撒き餌と一緒に混ぜればまとまりが無くなり、遠投性が落ちるデメリットもあります。ボイルオキアミを使用する際は、よく撒き餌に練り込むか単体で撒くのがよいでしょう。

撒き餌の作り方と配合

撒き餌は配合エサの混ぜ方や配合(組み合わせ方)も釣りに大きく影響します。

これから海の状況に応じた撒き餌の作り方と配合パターンを解説します。

撒き餌の配合

撒き餌は、「生のオキアミ1角(3キロ)に対して配合エサ2袋が基本」と考えていいでしょう。

1日中釣るのであればエサ取りの数にもよりますが、これを2セット用意したら十分です。また、水加減はとても大切で基本的には、「手で強く握って指の間から出る硬さ」がベストです。

水を多く入れすぎると、まとまりが無くなり遠投性が悪くなります。水加減は配合エサの袋に記載されているので、それを目安に少し硬めに作るのがおすすめです。

田口@全力作業
というのも、オキアミは水分がとても出ますし、急な雨が降った場合は撒き餌がゆるくなり遠投性が悪くなるからです。

撒き餌が硬ければ水を足して調整できますが、柔ければ追加で配合エサを入れる以外方法がないので水加減は慎重に行いましょう

グレのタナが浅くエサ取りが多い時

グレのタナが浅くエサ取りが多い場合は、エサ取りとグレを分離させる釣り方が最も効果的です。

田口@全力作業
足元に大量の撒き餌を撒き、エサ取りを足止めして沖を狙います。

ベースのエサに粘りがある遠投系の粉主体の配合エサを追加で入れることをおすすめします。足元のエサ取りと沖のポイントとの間にこぼれないよう撒き餌はしっかり混ぜてまとまりを良くしましょう。

グレの活性が高い時

グレの活性が高い場合は、遠投性がある粉主体の撒き餌が効果的です。

ヌカパンといわれる、

ヌカパンの配合
  • オキアミ:3kg
  • 米ぬか:2kg
  • パン粉:1kg

この3つのみを混ぜた撒き餌でもいいでしょう。具材が多く入っている撒き餌では底に餌がたまるため、グレのタナが深くなってしまうことがあります。

また、撒き餌を作る際もオキアミの原型を崩さないようにしましょう。

田口@全力作業
オキアミの原型を残すことにより時合いが長続きします。

グレの活性が低くタナが深い時

このような状況では、なるべく撒き餌が深く入るように具材が多く粘り気がある配合エサが効果的です。

ベースのエサに具材が多い配合エサと、遠投系の粘りがある配合エサを混ぜれば深いタナまで撒き餌が沈みます。

ひらひらと落ちるエサはアピールになり、グレにスイッチを入れる効果があります。

潮の流れが速い時

潮が速い釣り場で粉主体の軽い撒き餌を使うと、すぐに流されてしまいグレのポイントも離れてしまいます。

この場合は重たい撒き餌が効果的です。

田口@全力作業
粘りとまとまりがあり、具材が多く入った撒き餌を使いましょう。

ベースのエサに遠投系、麦やペレットなどの具材が多く入った配合エサを追加することをおすすめします.

撒き餌の作り方

撒き餌作りは丁寧に行わないとオキアミと海水、配合エサが全体にバランス良くいきわたりません。

しっかり混ざった撒き餌を上手に作る方法をこれから解説します。

撒き餌作りの手順

  1. 解凍したオキアミをバッカンに入れる
  2. 撒き餌に柄杓1杯分の海水を入れオキアミの粒を潰さないようにきれいに混ぜる
  3. オキアミと海水を混ぜたらバッカンの半分に寄せる
  4. 持ち込んだ数種類の配合エサをバッカンのもう半分に入れる
  5. 手順4で入れた配合エサをきれいに混ぜる
  6. オキアミと配合エサをしっかり全体にいきわたるように混ぜ合わせる
  7. 手で握り硬さを確認する
  8. 硬さ調整が必要であれば少しずつ海水を足しながら混ぜる
  9. まとまりがあるか、遠投が効くか柄杓で撒いて確認して完成

といった流れになります。

オキアミと海水を最初に混ぜる理由はしっかりと海水を含ませ、なじませるためです。

また、手順5で配合エサのみを混ぜる理由ですが配合エサは11つ中身が異なるため、一気にオキアミと混ぜ合わせればムラになりきれいに混ざらないからです。

グレのフカセ釣りでは付け餌(刺し餌)も重要

グレは賢いため、エサを食って違和感があればすぐに吐き出してしまいます

また、活性が低ければグレの食いに大きく影響するので、さまざまな状況に対応できる付け餌が必要です。

付け餌の種類と選び方

グレ釣りでは基本的に、

  • 生のオキアミ
  • 加工オキアミ
  • ボイルオキアミ
  • エビのむき身

この4種類を使用します。それぞれの付け餌の特徴と使い方を解説していきます。

生のオキアミ

グレ釣りのベースとなる付け餌です。

市販の付け餌用オキアミでもいいですし、撒き餌からとったオキアミでも問題ありません。

田口@全力作業
撒き餌からとったオキアミは配合エサのエキスや色がついていて、撒き餌と良く同調するのでおすすめです。

オキアミは柔らかくサイズもさまざまなので、頭がついたものをハリの大きさに合わせて選ぶとよいでしょう。

加工オキアミ

生のオキアミを少し固くしたオキアミです。

遠投する際もハリから外れにくいため、エサ取りにも強いメリットがあります。

市販の物もありますが自分でも簡単に加工できます。おすすめの方法は、生のオキアミに砂糖を大量にまぶし数日寝かせればプリプリで身がしっかりした加工オキアミができます。「砂糖漬けオキアミ」と呼ばれています。

最近では遠投釣りが主流になり、加工オキアミをベースの付け餌として使用する方も少なくありません。

ボイルオキアミ

オキアミをボイルしたものがボイルオキアミです。

身が固くエサ持ちがいいため、エサ取りが多い釣り場では大活躍します。粒が大きくアピール力があるので、潮が速い釣り場やグレの活性が高い時にも効果的です。

エビのむき身

芝エビの皮を剝いた大きめの付け餌です。

大きくエサ取りにも取られにくいうえに柔らかいため、グレの食いは抜群です。

田口@全力作業
寒グレシーズンの食いが渋い状況で大活躍します。

沈下速度が速く深ダナに行き届きやすいので、良型グレがよく食ってきます。とは言え、使いすぎるとグレが飽きてしまうため、付け餌のローテーションを行いながら使用することをおすすめします。

付け餌の付け方

付け餌の付け方はたくさんあり、知っているのと知らないのでは釣果に大きく影響します

状況に合わせた餌の付け方を解説するので、参考にしてみてください。

基本の付け方

オキアミの尾を取り、尾からハリを刺します。

ポイントとしては、

  • オキアミのお腹に沿ってハリを刺す
  • ハリのヘッドまできれいに隠す

この2つです。オキアミの背中に沿って刺したり、ハリのヘッドがむき出しになったりしていれば、グレが食った時の違和感につながり吐き出します。

遠投する場合の付け方

オキアミの頭を取り、ハリを頭側から尾に向かって刺し最後に尾を取ります。

頭を取ることにより、風の抵抗がなくなって遠投性が高くなります。

活性が低い時2パターンの付け方

パターン1

オキアミ2匹の胴体を取り頭だけ残します。

首から鼻に向かって1匹ずつハリに刺しましょう。

グレはオキアミの頭が好物なので、活性が低い状況では頭だけ食べるケースもよくあります。

そのような場合は、この付け方は効果的です。

パターン2

オキアミの尾を取り、オキアミが反る形になるように尾から背中を通し頭に向かって刺します。

ハリの外側にオキアミの足がくるため、アピールになります。

田口@全力作業
グレがまったく食わない状況でこの付け方をすると、口を使うことがあるので覚えておくと役に立ちます。

まとめ:グレのフカセ釣りは撒き餌で差がつく!作り方と配合を大会経験者が解説

自分の釣りスタイルや海の状況に応じた撒き餌の組み合わせと付け餌を発見すると、釣りの幅が広がります。

グレのフカセ釣りは撒き餌なしでは成立しませんし、付け餌も釣果に結びつく重要なアイテムです。

ぜひ、今回ご紹介した内容を参考に釣り場で試してみてください。

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