【選び方】メダカにおすすめの水槽用ヒーター6選!30・45・60cm水槽ごとに解説

メダカは低水温でも問題なく飼育できるだけに、「水槽用ヒーターを使うべきか」悩んでしまうことがあります。

  • メダカにヒーターを使うメリットとデメリットはなに?
  • 水温が下がっても飼えるメダカにヒーターは必要?
  • メダカ水槽におすすめのヒーターはある?

など、そもそも必要なのか、使うとしてもメダカ向きのヒーターがあるのか判断が難しいことも少なくありません。

そこで今回は、必要性とメリット・デメリットをふまえて、メダカにおすすめの水槽用ヒーター6選をご紹介します

水槽用ヒーターの役割がわかれば必要かどうか判断できますし、冬でも繁殖させられたり、安全に越冬できたりなど、メダカ飼育に活かすことも可能です。

高橋
メダカはもちろん、金魚や熱帯魚などを20年以上飼育しています。メダカはヒーターを使う加温飼育、使わない無加温飼育どちらも実践しているので、経験をふまえて解説します。
種類メダカ元気 オートヒーター 55NEWセーフカバー ヒートナビ SH80メダカ元気 オートヒーター 120NEWセーフカバー ヒートナビ 120スタンディ 160NEWセーフカバー ヒートナビ 160
見た目
適合水槽30cm30cm45cm45cm60cm60cm
温度調節23℃固定15~32℃23℃固定15~32℃26℃固定15~32℃
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メダカに水槽用ヒーターは必要?メリットとデメリット

メダカは日本の河川にも生息していて冬の低水温でも生きられるため、水槽用ヒーターを使わず冬眠させることで寒い時期でも飼育できます

とはいえ、加温すると年中繁殖に挑戦できたり、より安全に冬越しできたりなど、メリットも少なくありません。

もちろん、電気代がかかるなどデメリットもあるため、飼育の目的や優先したいことを決めて、水槽用ヒーターが効果的であれば使うようにします。

ここでは、水槽用ヒーターの必要性とメリット・デメリットを解説するので、管理しているメダカ水槽に必要か、もしくは飼育スタイルに合うか判断してみてください。

メダカに水槽用ヒーターを使うメリット

メダカ飼育に水槽用ヒーターを使うメリットは次の4つです。

  • 元気に泳ぐ姿を年中観賞できる
  • 水温が低い時期でも繁殖させられる
  • 安全に冬越しできる
  • 熱帯魚と一緒に飼育できる

冬でも観察・繁殖できたり、低水温が苦手な熱帯魚と混泳できたりなど、飼育の幅がグッと広がります。

元気に泳ぐ姿を年中観賞できる

水槽用ヒーターで加温することで、元気に泳いだり、餌を食べたりするメダカの姿を季節問わず観賞できます

メダカは水温によって活動量が変わる変温動物なので、冬になり水温が10℃を下回ると泳いだり、餌を食べたりせず冬眠します。少なくとも12月~翌年の2月末までの3ヶ月間は冬眠期間です。

元気に泳ぐ姿を観賞するためにメダカ水槽を置いている人には、物足りない時期かもしれません。

室内飼育であれば、水温が10℃を下回ることは少ないものの、15℃を下回ったあたりから活動量が減ります

「メダカを観賞するために水槽を置いている」という場合には、水槽用ヒーターのメリットが大きいです。

水温が低い時期でも繁殖させられる

メダカの繁殖には水温が大きく関係しているので、水槽用ヒーターを使うことで繁殖期以外でも繁殖させることができます

メダカは水温が18℃を超えると繁殖を始め、25~28℃で盛んに行うようになります。一般的なメダカの繁殖期が春~秋なのは、水温が高いためです。

もちろん、水温が18℃以下になる冬は繁殖しませんが加温すれば話は変わります。

高橋
水槽用ヒーターで25℃程度に調節することで、冬であっても繁殖に挑戦できます。

メダカの繁殖条件には水温以外に日照時間も関係するため「照明」も必要です。

メダカの繁殖やおすすめの照明については、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫メダカを繁殖・産卵させる7つの方法!水温と日照時間の調整が必須条件です

≫【厳選】メダカ水槽におすすめの照明3選!選び方と照明の必要性

安全に冬越しできる

冬のメダカ

メダカの冬越しには少なからず危険がありますが、水槽用ヒーターを使うとより安全に春を迎えられます

高橋
冬眠期間は低水温の負担があるだけでなく、餌を食べないことで体力が落ちるため、弱い個体が死んでしまうことも珍しくありません。とくに秋に生まれた稚魚は、冬越しできる大きさまで成長できない場合が多いことから、冬は危険な時期といえます。

冬越しできない可能性が高いメダカがいるのであれば、水槽用ヒーターで水温を上げて冬を乗り切るのは得策でしょう。

≫冬のメダカ飼育と冬越し方法!死ぬことなく越冬させる寒さ対策

熱帯魚と一緒に飼育できる

低水温に弱い熱帯魚と一緒に飼育できるのも、水槽用ヒーターを使うメリットの1つです。

多くの熱帯魚の適水温は25℃程度なので、夏以外は水槽用ヒーターが必要になります。

同じ水槽で鮮やかな体色や模様の熱帯魚も飼いたい人には、水槽用ヒーターを使った加温飼育が向いています。

熱帯魚やエビ、貝など、メダカと一緒に飼える生き物については、こちらの記事をご覧ください。

≫メダカと一緒に飼える魚・エビ・貝15種類!混泳しやすい生き物の特徴

メダカに水槽用ヒーターを使うデメリット

水槽用ヒーターにはメリットだけでなく、デメリットもあります。

飼育スタイルから考えて、デメリットよりもメリットのほうが大きいと判断できる場合に水槽用ヒーターを使うことをおすすめします。

電気代がかかる

水槽用ヒーターは電気を使うので、電気代がかかります

製品や水槽を置いている場所にもよりますが、1ヶ月に1,000円前後は必要です。

メダカの寿命が縮んでしまう可能性がある

メダカが休む時期である冬に盛んに活動・繁殖することで、寿命が縮む可能性があります。

高橋
あくまで可能性の話で、断定はできません。ただ1つ言えることは、弱い個体や稚魚の場合は、冬の寒さのほうが危険なため、加温することで生存率が上がり結果的に寿命がのびると考えることもできます。

また、寿命が心配な場合は、水温を20℃以下に調節して、消耗が大きい繁殖をさせないようにするのも1つの手です。

水槽内で少し目立つ

水槽内に設置するため、やや存在感があります。

自然な印象の水槽が好みの場合は、気になってしまうかもしれません。

とはいえ、水槽用ヒーターの前に水草や流木・石を設置することで、隠したり、目立たなくしたりできます

≫メダカ飼育におすすめの水草20選!屋外・室内の相性と植え方を解説

メダカに合った水槽用ヒーターの選び方

ここからは、水槽用ヒーターの選び方を解説します。

  • 水槽の大きさや水量
  • 水温調節機能の有無
  • 安全機能の有無

この3つのポイントをご紹介するので、水槽用ヒーター選びでお悩みの方はご覧になってみてください。

水槽の大きさ・水量に合わせて選ぶ

水槽用ヒーター選びで一番重要なのは、「水槽の大きさや水量に合わせて選ぶ」ことです。

水槽用ヒーターは、製品によって使用できる水量が決まっているためです。

水槽に合っていないものを使うと負担が大きくなり、水槽用ヒーターの寿命を縮めたり、故障につながったりすることがあります。

使用できる水槽や水量は、製品が入っている箱や説明書に必ず記載してあるので、確認するようにしましょう。

30・45・60cm水槽の水量は、こちらの記事をご覧ください。

≫【選び方】メダカにおすすめの水槽&水槽セット12選! 30・45・60cmごとに解説

水温調節機能の有無で選ぶ

水槽用ヒーターには、「調節型」と「固定型」の2種類があります。

  • 調節型:温度を範囲内で自由に調節できる
  • 固定型:一定の温度で固定されている

調節型は自由に温度を変えられるので、水温を25℃以上にして繁殖を促したり、20℃以下にして繁殖を抑えたりできます。

また、白点病の治療で水温を28~30℃にする場合にも効果的です。ただ、固定型よりも価格が高い場合が多いです。

一方で固定型は、メダカを飼育しやすい温度帯で固定されているため、18℃・23℃・25℃といったように1つの水温になるよう設定されています。

利便性は下がるものの、調節型よりも価格が安いため費用を抑えたい場合におすすめです。

優れた安全装置の製品を選ぶ

水槽用ヒーターは空焚きによって火災につながることもあるため、優れた安全装置のある製品を選ぶことをおすすめします。

高橋
水槽用ヒーターには、一度安全装置がはたらくと再使用できるもの・できないものの2種類あります。心配な場合は、再使用できるタイプが無難です。

後ほどご紹介するおすすめの水槽用ヒーターは、安全性に優れ、安全装置がはたらいても再使用できるものを中心にピックアップしています。

メダカにおすすめの水槽用ヒーター6選

ここからは、メダカにおすすめの水槽用ヒーターを6選をご紹介します。

使用頻度の高い30・45・60cm水槽ごとに温度調節型と固定型の2種類ずつご紹介するので、目的に合わせて目を通してみてください。

30cm水槽用:【23℃固定】メダカ元気 オートヒーター 55

水量18Lまで対応しているので、約12Lの30cm水槽に使用できます。

温度固定型で水温が23℃になるように設定されています。飼育だけでなく繁殖もできる温度帯でバランスが良いです。

高橋
小さく小型水槽でも目立ちにくいうえに、縦・横どちらの向きでも置くことができます。

水中から出した状態で通電して安全装置がはたらいても再使用可能です。ただし、故障して水温が過上昇してしまう場合には、通電が遮断されて再使用不可能になります。

価格が安いので、安いメダカ用の水槽用ヒーターをお探しの方におすすめです

30cm水槽用:【水温調節可能】NEWセーフカバー ヒートナビ SH80

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水量23L以下の水槽用で、15~32℃の範囲で温度を調節できます

繁殖に力を入れず飼育中心の場合は18℃前後、本格的に繁殖させたいときは25℃程度といったように目的に応じて設定可能です。

縦・横置き可能で、比較的小さく目立ちにくいのも嬉しい点です。

空焚きして防止機能がはたらいても再使用できますが、故障時に通電が遮断されると再使用できません。

45cm水槽用:【23℃固定】メダカ元気 オートヒーター 120

水量48Lまで対応の水槽用ヒーターで、メダカを安定して飼育・繁殖できる23℃固定型です。

45cm水槽の水量は32Lなので、パワーも申し分ありません。

縦・横置きに対応していて、空焚き防止・故障時の通電遮断機能があります。空焚き時は再使用可能ですが、故障して通電が遮断されると再使用できません。

45cm水槽用:【水温調節可能】NEWセーフカバー ヒートナビ 120

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15~32℃の範囲で調節できるので、飼育・繁殖重視で水温を変えられます。

48L以下の水槽に対応していて、縦・横どちらでも設置可能です。

空焚き防止(再使用可)、故障時の通電遮断機能(再使用不可)の安全装置があるので、安全性も高いです。

60cm水槽用:【26℃固定】スタンディ 160

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64L以下の水槽用ヒーターで、約64Lの60cm水槽に適しています。

温度は26℃固定なので、飼育・繁殖ともに一番盛んな温度帯です。

縦・横置き可能で、

  • 空焚き防止:再使用可
  • 故障時の通電遮断:再使用不可

2種類の安全装置があります。

60cm水槽用としては比較的安い部類なので、安価な水槽用ヒーターをお探しの方にもおすすめです。

60cm水槽用:【水温調節可能】NEWセーフカバー ヒートナビ 160

64Lまで対応している60cm水槽向きの水槽用ヒーターです。

飼育や繁殖に合わせて15~32℃の範囲で調節できます

縦・横置き可能で、空焚きしても再使用可能です。ただし、故障して通電が遮断されると使えなくなります。

メダカ水槽に水槽用ヒーターを設置する方法

水槽用ヒーターを設置する際は、必ず「水槽の底に近い場所」にしましょう。

注意

水槽の上部だと、水が蒸発して水位が下がったときに「空焚き」につながります。

基本的には横置きが多いですが、製品によっては縦置きできる種類もあるので確認して向きを決めるようにしてください。

設置方法は、付属しているキスゴムで水槽面に固定するだけです。

水槽用ヒーターの交換時期の目安は1年

意外かもしれませんが、水槽用ヒーターの交換時期の目安は「1年」です。

高橋
メーカーによって変わるものの、1年を推奨していることが多いです。

水槽用ヒーターは、故障すれば火災につながる可能性があるだけでなく、水槽内の生体が危険な状態になるため早い段階で交換するようにしましょう。

もちろん、1年経過したらすぐに壊れるものではないため、2年、3年と使えます。しかし、故障するリスクは高まりますし、なにかあっても自己責任になります

まとめ:【選び方】メダカにおすすめの水槽用ヒーター6選!30・45・60cm水槽ごとに解説

今回は、必要性とメリット・デメリットをふまえて、メダカにおすすめの水槽用ヒーター6選をご紹介しました。

メダカは冬の低水温にも耐えられる魚なので加温しなくても飼育できますが、水槽用ヒーターを使うことで、

  • 元気に泳ぐ姿を年中観賞できる
  • 水温が低い時期でも繁殖させられる
  • 安全に冬越しできる
  • 熱帯魚と一緒に飼育できる

といったメリットがあります。

ただ、休む期間でもある冬にも活動させると消耗してしまう可能性がありますし、電気代もかかるので、目的に応じて使用の有無を決めるようにしましょう。

種類メダカ元気 オートヒーター 55NEWセーフカバー ヒートナビ SH80メダカ元気 オートヒーター 120NEWセーフカバー ヒートナビ 120スタンディ 160NEWセーフカバー ヒートナビ 160
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適合水槽30cm30cm45cm45cm60cm60cm
温度調節23℃固定15~32℃23℃固定15~32℃26℃固定15~32℃
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