人気沸騰でなかなか購入できなかった”メガバス・カゲロウ155F”ですが、いよいよ店頭で見かける機会も増えてきましたね。
良く釣れる人気ルアーということで衝動買いしてしまった方や今年こそカゲロウ155Fデビューしたいという方へ、カゲロウ155Fのメリットとデメリット、フッキング率UPのために是非試していただきたい超簡単なチューニングをお伝えしたいと思います!
目次
メガバスの超人気ルアー”カゲロウ”の最大モデル
秋の東京湾でカゲロウ155Fを使ってみた
秋と言えば、シーバスの捕食するベイトが一年で最も大きい季節になってきます。
25cm前後のコノシロや30cmを超えるボラがメインベイトになっている状況でカゲロウ155Fを使ってみました。
日によってコノシロが沢山いたりいなかったり、爆風だったり無風だったりしましたが、カゲロウ155Fでサイズ問わず多くのシーバスをキャッチすることができました。
カゲロウ155Fは、60~70cm台が本当によく釣れた
カゲロウ155Fは大きなルアーなだけに釣れればモンスターシーバス!というイメージがありましたが、実釣で使ってみるとそんなことは全然ありません。
50cm程度のフッコサイズもヒットしてきますし、60~70台のシーバスは平気な顔して丸呑みしてきます。
大きいルアーサイズだから、モンスターしか釣れない…ってことはありませんでした。
無難によく釣れる…カゲロウ155Fはめちゃ助かるルアーだ!
15cm前後のビックミノーは、カゲロウ155Fの他にモンスターウェイクやストリームデーモンなど各社からリリースされています。
カゲロウ155Fも他製品に負けずよく釣れてくれました。釣果面では心配なく、よく釣れるルアーですね!
それでは、カゲロウ155Fならではのキーワードを挙げていきますね!
カゲロウ155Fを使って感じた事
カゲロウ155Fは飛距離が凄い
確かにカゲロウ155Fは重心移動なんですが…それにしてもよく飛んでくれます。
モンスターウエイクの飛距離に悩んでいた方はカゲロウ155Fへの乗り換えをオススメします!
飛行姿勢の安定感も抜群で飛距離にムラが無いことも釣り人にとって大きな利点ですね。
良く飛んだり、失速したり飛距離の安定しないルアーが一番使いづらいですからね…。
カゲロウ155Fはキャスト面ではとても優れたルアーです。
カゲロウ155Fは流れを把握しやすい
カゲロウ155Fは、対応できるリトリーブ速度の幅が広く、高速では存在感を示す強いロールアクションで、中速では自然なロールアクションで見るからに釣れそうな動きを見せてくれます。
中速アクションが本当に芸術的で、ルアーサイズこそデカいけど、アクションはどことなく控えめ。使っていると強気なルアーではなく、食わせのルアーに感じてくる程です。
カゲロウ155Fの良い所として、低速でも僅かにルアーがロールし、水面にしっかり波紋を作ってくれることが挙げられます(この引き方が一番釣れました)。
カゲロウ155Fはとても水噛みが良く、リトリーブ速度によってアクションの質が変わるのでルアーが受ける水の抵抗の違いを感じやすいルアーです。
言い換えれば、”カゲロウ155Fは流れの強弱を感じやすいルアー”と表現できるでしょう。
これって、シーバス釣りにおいて意外と重要な要素ですよね!
カゲロウ155Fはフッキング率が少し劣る…気がした
どんなルアーだって良い所ばかりではありません。
モンスターウエイクが飛距離に難ありだったように、カゲロウ155Fにも短所を感じました。
それは、水面に波紋を立てながらの低速リトリーブ時のフッキング率です。決して低くはないのですが、モンスターウエイクの方がフッキングに至る確率は高かったです。
あくまでも主観的なことになりますが、若干、浮力が強いかなと感じます。
モンスターウェイク156Fのインプレはコチラ!
カゲロウ155Fのフッキング率向上のために
板オモリを張ることでカゲロウ155Fのフッキング率を改善
板オモリを画像の通りに張ることで、ミスバイトが軽減できましたので紹介させていただきます。
アクションに大きな変化はないのですが、このちょっとした浮力調整でフッキング率が向上しました。
恐らく、カゲロウ155Fならではの高浮力が効果を発揮するパターンもあるはずなので、釣り人側に微調整をさせているのだろうとポジティブに考えましょう。
カゲロウ155Fで出るのに乗らない…と悩んでいる方は是非お試しください!
フックは常にキンキンにすべし
これはカゲロウ155Fに限ったことではありませんが、使用するフックは常に新品同様の状態にしておきましょう。
幸いにもカゲロウ155Fには非常に質の良いフックが標準装備されているので、はじめはそのまま使えますが、何尾も釣ったり、障害物などにぶつけたりするとすぐに針先がなまったり、僅かにゲーブが開いたりします。
新しいルアーを買いたくなる気持ちも充分分かりますが、今持ってるルアーのフックの交換もしっかり行いましょう。
因みに、カゲロウ155Fの推奨フックは『がまかつトレブル RB MH #2』です。
捕食音が聞こえてもすぐにアワセるな
ウエイク系のルアー全般に言えることですが、ビックリアワセは禁物です。
『パンッ!』と乾いた捕食音がルアーの辺りから聞こえてきても、とにかく冷静でいてください!
手元にグゥ~っと重みが掛かってきたら大きな期待を乗せてしっかりフッキングしましょう。
もし、捕食音が聞こえてからアタリが来なかったり、コンッと来て重みが掛からなかったら、同じアクションをしっかり続けましょう。
2度目3度目のバイトでヒットしたことも何度もありました。
メガバスが誇るウエイクベイト”カゲロウ155F”
最後にカゲロウ155Fの詳細スペックについてご紹介いたします。
- 長さ:155mm
- 重さ:39g
- タイプ:フローティング
- フック:#2×3本
- レンジ:0 - 20cm
- メーカー希望小売価格:2970円
カゲロウ155Fは本当に使いやすいウエイクベイトだと思います。
投げやすくて流れの感じやすいカゲロウ155Fでビックルアーデビューしてみてはいかがでしょうか?