メダカや金魚、熱帯魚などの水槽を室内に置くときに「水槽台」が悩みの種になることがあります。
- 水槽台は必要？メタルラックや棚ではダメ？
- 30～60cmの小・中型水槽でも水槽台を使った方がいい？
- 安くても問題なく使える水槽台はある？
といった疑問や「用意するのが面倒だから他のもので代用したい」「たくさんある水槽台から選ぶのが難しい」といった意見も少なくありません。
そこで今回は、使用頻度が高い45・60cm水槽におすすめの水槽台6選と選び方をご紹介します。
水槽の大きさに合わない、もしくは必要以上に高価なものを買ってしまうなど、水槽台選びで失敗することがなくなるので、ご覧になってみてください。
水槽を水槽台に置くメリットと必要性
水槽を水槽台に置く一番の目的は「安全の確保」です。
水槽には多量の水が入りますし、底砂やろ過フィルターなどを含めると思った以上に重くなります。
45cm水槽で約32L程度の水が入るので、底砂やろ過フィルターを考慮すると40kg近い重さになります。60cm水槽では80kg程度です。
安全性を考えると、45cm以上の水槽は水槽台に置く方が良いです。
また、定期的に移動させるわけではなく1点に重さがかかりつづけるため、置き場所への負担は小さくありません。
水槽台は水槽を置くために設計されているので、
- 強度
- 耐荷重
- 安定性
といった安全面で心配することはありません。その他にも、見た目がきれいで鑑賞性が高く、インテリア重視の水槽に向いているのもポイントです。
メタルラックや棚に置くのは危険？
耐荷重さえ問題なければ、メタルラックや棚に置くこともできますが、おすすめはしません。
安定性にバラつきがあるため、重量のある45cm以上の水槽は置かない方が無難です。とはいえ、30cm（幅30cm奥行き18cm高さ24cm）以下の水槽であれば、周辺機材を含めても15kg程度なので、耐荷重を考慮さえすれば置けないこともありません。
ただ、メタルラックや棚は、サビやカビなどに弱く劣化しやすいこともあるため、定期的に経年劣化や状態を確認する必要があります。
水槽台の選び方
水槽台を選ぶ際に重要なポイントは次の4つです。
- 水槽の大きさ
- 見た目と材質
- 置ける水槽の台数
- 価格
水槽台選びで失敗することがなくなるので、ご覧になってみてください。
水槽の大きさで選ぶ
水槽台選びでは「置きたい水槽の大きさ」が一番重要です。
水槽台は45cm用、60cm用といったように水槽の大きさに合わせて作られています。
そのため、置きたい水槽の大きさが決まれば、水槽台の大きさで悩むことはありません。
水槽台よりも大きな水槽を置くことはできませんが、60cm水槽用の水槽台に45cm水槽や30cm水槽を2台置くことはできます。
置ける水槽の台数で選ぶ
水槽台の種類によっては、2台置けるタイプもあります。
上段と下段に分かれていて、それぞれ水槽を置くことができます。水槽の数を増やす可能性がある場合におすすめです。
見た目と材質で選ぶ
インテリア性を重視するなら、見た目や材質も重要です。
スチール製よりも木製の方が鑑賞性が高く、キャビネット式であれば餌や掃除道具などが見えないよう収納できます。また、黒や茶、白など、部屋の色合いに合った水槽台を選べるのも木製だからこそです。
ただ、木製のキャビネット式は、やや高価で組み立てる必要があります。
価格で選ぶ
価格を重視して安い水槽台がほしい場合は、スチール製がおすすめです。
木製のキャビネット式よりも安価で入手できます。また、パーツが少なく、組み立てる手間もほとんどないので、手軽に設置したい方にも向いています。
45・60cm水槽におすすめの水槽台6選！
ここからは、45・60cm水槽におすすめの水槽台6選をご紹介します。
- 安さ
- 2台置き
- 見た目と材質
といった選ぶポイントごとにおすすめの水槽台をご紹介するので、目的に合ったものを選んでみてください。
チェックポイント
※30cm以下の水槽は、45・60cｍ水槽用の水槽台に置くことができます。30cm水槽用の水槽台は種類が少ないので、水槽よりも大きな水槽台が気になったり、どうしても専用のものを入手したかったりする場合は、以下の水槽台がおすすめです。
45cm水槽用の水槽台3選
特徴をふまえて、45cm水槽用の水槽台3選をご紹介します。
アクアラック スチールスタンド45cm 2段台
45cm水槽用の水槽台のなかでも安く、上下で2台置きできる水槽台です。
安価なだけに強度が心配かもしれませんが、耐荷重が上段と下段それぞれ100kgあるので、問題ありません。
下段に水槽を置かない場合でも、物を置くことで安定性が増します。
アクアラック ウッド 幅45×奥行き30cm以下水槽用
木製ならではの色味と木目がきれいなインテリア性の高い水槽台です。
茶以外にも黒と白があるので、部屋や家具に合わせることもできます。キャビネット式で、餌や水換え道具を収納するスペースも十分。
プラスドライバーを使って組み立てる必要があります。
アクアラック シェルフ 幅50×奥行き30cm以下水槽用
水槽の大きさに合わせて、30～50cmの範囲でフレームの幅を変えられます。
45cm水槽はもちろん、20cm水槽を2台置くことも可能です。
水槽を置くのは上段がメインですが、下段にも20cm水槽を2つ置けるスペースがあります。
耐荷重は上段が80kg以下、下段が30kg以下です。作りが複雑に見えますが、30分～1時間程度で組み立てられます。
見た目がおしゃれで、インテリア水槽用の水槽台としてもおすすめです。
60cm水槽用の水槽台3選
ここからは、特徴をふまえて60cm水槽用の水槽台をご紹介します。
アクアラック スチールスタンド60cm 2段台
安価なスチール製の水槽台で、2台置きたい場合におすすめです。
耐荷重は上段100kg、下段100kgの計200kgなので、60cm水槽でも安心して置くことができます。
パーツを差し込むだけで、5分もあれば組み立てられます。
アクアラック ウッド 幅60×奥行き30cm以下水槽用
木製キャビネット式の水槽台で、落ち着いた色合いが特徴です。
組み立てる手間はありますが、水槽周りの雰囲気や部屋との統一感を重視したい場合におすすめします。
プロスタイル 600S ホワイト
スマートな見た目で高級感のある木製の水槽台です。
少し値は張りますが鑑賞性を重視したい方におすすめで、白の他にも茶と黒がラインナップされています。
キャビネット式なので組み立てる必要があります。
まとめ：45・60cm水槽におすすめの水槽台6選と選び方！水槽の安全を守る必需品
今回は、使用頻度が高い45・60cm水槽におすすめの水槽台6選と選び方をご紹介しました。
水槽台は強度と安定性を考えて作られているので、メタルラックや棚より水槽の安全を確保することができます。
45cm水槽でも40kg近い重さになるため、45cm以上の水槽には水槽台を使う方が良いです。
水槽台を選ぶ際は、水槽の大きさに合わせることを前提に、
- 安さ
- 置ける台数
- 見た目や鑑賞性
といった重視したいポイントや目的を決めると、必要なものが判断しやすくなります。
水槽の安全面や鑑賞性のためにぜひ、水槽台を活用してみてください。
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