サワガニの捕まえ方と場所選びのコツ【初心者・子どもが簡単にできる】

サワガニは身近な水辺に生息しているので、興味を持った子どもが「捕まえてみたい!」と言い出すことが多い生き物です。

また、飼育したり、食べたりといった目的で捕まえる人も珍しくありません。ただ、カニ捕りを経験したことがない人にとっては、少しハードルが高く感じてしまうこともあります。

そこで今回は、初心者の方や子どもと一緒でも簡単にできるサワガニの捕まえ方と場所選びのコツをご紹介します

高橋
魚類環境調査の仕事で全国の河川でサワガニを見てきた経験をふまえて解説するので、捕獲はもちろん、飼育や食べるといった目的につなげてみてください。

サワガニを捕まえられる場所と地域

サワガニは、本州の青森から四国、九州にいたるまで幅広く分布しています。

北海道を除けば、どの県でも捕まえることができます。とはいえ、河川の全域に生息しているわけではなく、中流~上流域がポイントです。

下流~河口域には生息していないので、ポイント選びの際には避けましょう。Google マップで身近な河川を見つけて、山際の河川や渓谷まで上がっていく方法がおすすめです。

捕まえやすい場所は川幅の小さな川・沢・水路

河川の上流域のなかでも、川幅の小さな浅い川や沢(さわ)、水路を探すのがコツです。

高橋
水深が深いと、川底にいるサワガニを見つけにくいうえに捕まえるのにも苦労します。サワガニ捕りで水深が深くても良いことはありません。

川幅5m以内の狭い場所が探しやすいです。とはいえ、広い河川にも生息しているため、あくまで目安にしてください。

また、水深1cm程度の場所にも生息しているほどなので、できるだけ浅い場所を探しましょう。その方が楽ですし、お子さんとサワガニを捕まえる場合にも安全です。

サワガニは陸上にも生息している

意外かもしれませんが、サワガニは陸上にも高確率で生息しています

川や沢の近くに石・倒木があれば、その下に隠れています。水際から10m程度の範囲がサワガニがいる目安です。

水に入らなくても捕まえられるおすすめの方法です。

サワガニの捕まえ方は「網」か「手」の2通り

サワガニの捕まえ方では網を使う、もしくは手でつかむ方法が効率的です。

網で捕まえる

網を使ってサワガニを捕まえる場合は、2本あると便利です。

高橋
1本をサワガニの後ろにかまえて、その網に向けてもう1本で追い込んでいきます。1本は追い込むだけなので、網でなくても棒や木の枝でも代用可能です。一緒に魚も捕まえられるタモ網がおすすめですが、小さな金魚網でも十分捕まえられます。

網ならサワガニのハサミで挟まれる心配がないので、手で捕まえることに抵抗がある人にもおすすめです。

サワガニだけでなく川魚も捕まえたい場合は、こちらの記事で詳しく解説しています。

≫【初心者向け】河川の魚捕り「ガサガサ」とは?基本的な方法と道具をまとめました!

≫ガサガサ・魚捕りにおすすめのタモ網2選と選び方【結論:2本で十分です】

手で捕まえる

サワガニの後ろから、そっと手でつかんで捕まえます。

正面からいくと高確率で挟まれるので注意してください。挟まれると意外と痛いものの、水に入れたり、地面に置いたりすると放してくれます。

両手のハサミや足を持っても捕まえられますが、取れてしまうことがあるため胴体をつかむ方法がおすすめです。

サワガニを捕まえやすい時期は春~秋

サワガニは年中捕まえることができますが、活発に動くのは春~秋(4~11月前半)の暖かい時期です。

秋の終盤や冬、春先は表を出歩いているサワガニが少ないうえに水温も低いです。冬であっても、

  • 水中の石の下
  • 水辺に近い陸上の石や倒木の下

といった場所で見つけることはできますが、寒いのでカニ捕りには厳しい環境といえます。カニ捕りでは、できるだけ暖かい時期に挑戦しましょう。

サワガニを持って帰る方法

飼ったり、食べたりする際にサワガニを持って帰る方法をご紹介します

とはいえ、強い生き物なので、クーラーボックス発泡スチロールなどの容器に入れて簡単に持ち帰ることができます。容器に入れるのは少量の水、もしくは濡れた落ち葉だけでも問題ありません。

なにも入れなくても滅多に死んでしまうことはありませんが、水気がある方が安心です。高温には弱いため、夏場は保冷バッグにカニを入れて保冷剤と一緒に持ち帰る方法をおすすめします。

サワガニと一緒に川魚を持ち帰る場合は、こちらの記事をご覧ください。

≫【ガサガサ】捕まえた魚の持ち帰り方 | 水温管理と酸欠対策が最重要な理由

サワガニの飼い方

サワガニは、小さな水槽やケースがあれば自宅で飼育できます

サワガニといえば、水槽に水辺と陸地を作って飼育するイメージがありますが、魚のように水で満たして飼うことも可能です。

むしろ、水中のみで飼育すると、

  • 水が汚れにくい
  • ろ過フィルターが使える
  • 水温が上がりにくい

といったメリットがあるため、おすすめの飼育方法です。

陸上を用意する場合は水位を下げる必要があるので、水温・水質管理のハードルが上がります。

高橋
サワガニは高水温に弱いことから、30℃を超えないよう水槽の置き場所を工夫しましょう。熱がこもったり、直射日光が当たったりする場所は厳禁です。
  • 30cm程度の小型水槽
  • 投げ込み式フィルター

この2つを用意すると飼育しやすいですが、そろえるのが面倒な場合は飼育用品が一式そろった「水槽セット」が便利です。餌は保存性が高く使いやすい人工飼料をおすすめします。

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サワガニは素揚げや唐揚げでおいしく食べられる

サワガニを食べたい場合は、「素揚げ」や「唐揚げ」がおすすめです。

海のカニのようにうま味が強いわけではありませんが、甲殻類を揚げたときの食感と香ばしさがあっておいしいです。

高橋
素材の味を楽しみたい場合は素揚げに塩、濃い味が好きな方には唐揚げが向いています。

まとめ:サワガニの捕まえ方と場所選びのコツ【初心者・子どもが簡単にできる】

今回は、初心者の方や子どもと一緒でも簡単にできるサワガニの捕まえ方と場所選びのコツをご紹介しました。

サワガニは、本州から四国、九州にかけて、

  • 河川の中~上流域
  • 小川や沢、水路

といった場所にいるので、網を使ったり、手でつかんだりすることで簡単に捕まえられます。地域によっては変わった色のサワガニもいるので、色違いを探すのも楽しみの1つです。

捕まえて観察することはもちろん、飼育や食べることもできるので、ぜひ、サワガニ捕りに挑戦してみてください。

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